会社の常識は新宿で非常識? | 新宿ではたらく部長のブログ

会社の常識は新宿で非常識?

私は新宿へ約2年前に着任しました。
東京育ちですが、コンクリートジャングル(表現古い?)は好きではなく、人が多いのもキライです(個人的には)。
商売としては人の集まるところなので最高というのは単純な考え。
しかしそんなに甘いわけがない。
こんな場所では競争も激しいわけです。
店舗の地代家賃も尋常じゃないですしね。。。
その着任の約2年前、会社の明確な方針ではないのですが、方向性として・・・
本部主導、セントラルバイニング(おおざっぱに言うと本部一括仕入)、効率化、マニュアル化、平均化、コストカットなどが推し進められていました。
私は出来るだけ、そのへんを推奨しつつ、新宿の業績を上げる努力をするわけです。
しかし、これが上手くいかない。
まあ、簡単に言うと会社の常識は新宿の非常識だったわけです(いろんな意味で)。
もちろん時と場合によるというヤツで、一概に全てそうだということではありません。
事によっては方向性を推し進めた結果、良くなった点もあると思います。
ただ目立ったのは、会社として注力することの多くが、まるで・・・・・ダメ。。。
競合店さんだけの問題でもなく、私達の努力や工夫の問題もありますが、例えば単純に会社の押す商品を売ろうとしても、明らかにウチで買うメリットが低いわけです。
価格、サービスなどの面で客観的に比較して評価するとそうなる。

これはかなり苦しい戦いです。

まずスタートしたら競合店さんは100mを9秒台で走る、こっちも一生懸命走ってはいるものの11秒台なんです・・・残念ながら。
でもそこは努力と工夫で10秒台・・ムリを承知で9秒台・・・・と思っていたら、むこうさんはいつの間にかオートバイに跨りさっそうと駆け抜けてる。。。。


なぜそうなるかはいろいろあるわけですが、これじゃあいかん。
そのいろいろを解きほぐしながら、変えていくしかないわけですね。

現在に至っては、まだまだではありますが、変わっているという実感を持てる部分は少なからずあります。